歯並びは虫歯のなりやすさと関係している!!

虫歯になりやすいのは、甘い物の食べ過ぎや歯磨きをしていないことが原因と多くの人が考えています。
確かに、甘い物は虫歯菌の好物であり、口の中に入ると菌によって分解されプラークと呼ばれるネバネバした物質になります。
プラークは酸性で歯を溶かす性質があるので、虫歯の原因となるほか、歯茎が腫れてしまうので歯周病も引き起こしてしまいます。

虫歯や歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きをしっかりとしてプラークを取り除く必要があります。
しかし、歯並びによって磨きやすさに違いが出るということは、あまり知られていません。
日本人は顎の大きさが小さく、歯並びが悪い傾向があります。
ガタガタしてしまった歯並びでは、当然食べ物が入り込みやすくなってしまいますが、歯ブラシの毛先は入りにくい状態です。

そのため、歯並びが悪いと虫歯になりやすくなってしまうということです。
前歯だけガタガタしている状態では、そこだけ歯茎が腫れて歯肉炎になってしまうということもあります。
歯肉炎は歯周病の前の段階で、炎症が歯茎に限られている状態です。
歯茎が腫れているだけで、痛みがないので多くの人が放置してしまう症状ですが、この段階ならきちんと磨くことで炎症は治り健康な状態に戻ります。
もし、歯磨きをしている際に出血があるようなら、歯茎が腫れている証拠です。

また、歯並びの悪さというのは消化にも影響を与えます。
人間は口の中に入ってきた食べ物を歯で噛んで、飲み込むことで胃や腸と言った消化器官に送ります。
きちんとした噛み合わせでなければ、噛む能力が落ちてしまい、大きな状態で飲みこんでいることも多いです。
すると、消化器官への負担が強くなり、常に胃腸を酷使している状態になってしまいます。

消化が悪くなると、吸収といってせっかく食べた物の中から栄養素を取り込む際にも悪い影響が出てしまいます。
消化と吸収という、人間が生きる上で欠かすことのできないものが、歯並びによって影響を受けているとは多くの人は思わないでしょう。

歯並びの問題は、見た目の問題だと考えられていますが、見た目以上の問題があることが分かりました。
虫歯や歯周病のなりやすさに加えて、消化や吸収といった体への影響もあります。
噛み合わせがしっかりとしないことで、身体のバランスが崩れてしまい、肩こりや頭痛といった問題に発展することもあります。
なかなか歯並びが原因だと気づかないこともあり、治療して初めて症状が回復したことで原因が分かる例は珍しくありません。

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